2015年9月27日日曜日

連休明けの日曜日

シルバーウィークはコピーバンドのアコースティックライブの為に費やした。

オレはそのコピーバンドでギターボーカルをやっている。
とても繊細な楽曲を高音ボーカルで歌う。と言っても ヘビーメタルではない。
そして歌詞は英語だ。

オレの地声は特に高音じゃないし、普段の会話もカタカナ英語以外はだいたい日本語なので練習が必要だ。そして、コピーバンドは完全コピーを目指すスタイルなので 我流は許されない。
つい先日まで、自分のバンドで下品な叫び声をあげてたばかりだったので、先ずは幽体離脱を試みた。が、なかなか離脱できない。そして練習モードに気分が切り替わらない。

このコピーバンドは普段アコースティックではなく、本家のバンド同様5人(現在の本家は6人だが) でやってるが、今回は東京の某所でその本家のバンドを撮影した写真展が開催され
、その主催者がリーダーをするコピーバンドが最終日にギャラリーでアフターパーティと称して演奏をするというものだ。
ギャラリーはキャパ40人位のカフェなので、バンドではなくアコースティックという形で
やる事になったのだ。このイベントは今回で2回目。

このライブの前日、主催者の自宅で1日だけの音合わせをやった。
オレはボーカルマイクとかは使わずにギターもプラグインせずに完全生音で、リードギタリストとベーシスト(主催者)はアンプにプラグインした状態でセッションした。
本音を言えば全然良くなかった。というか、オレはそう感じてた。
オレが面倒くさがって アンプラグドでやってたから なんかヘンテコリンなバランスに感じたのだろう。

セットリストは全5曲。今迄演奏した曲ばかりだが、アコースティック形体で初の曲が2曲。その2曲のうち1曲はオレがギターボーカルでもう1曲は曲の1部だけキーボードを弾いてあとは歌だけ歌うというものだ。

このバンドを10年以上やってるが なかなか自分のパートが完璧に出来たと思える瞬間に出会えた事がない。コピーバンドというのは難しいのである。




当日、沢山のお友達とお客さんが観に来てくれた。
そして、イタリア人の友達が日本観光のスケジュールとたまたまこのイベントの日程が合って観に来てくれた。

前回の時に オレのMCが余計だとある方からの不評があったので 今回はたんたんと演奏を進めていった。
途中、キーボードのプラグが半刺し状態で音が出なくてやり直した以外は 思ったより
いい演奏をした気がする。
ただ、やはり今回感じたのは自分の声が齢とともにコントロールしずらくなってる事だろうか。もともと、コントロール出来るわけではないが 明らかに厳しい感じがした。
オリジナルバンドなら 不安定さも味として理解してもらえそうだが。

終わってみれば 沢山の賞賛の言葉をいただいた。
そして、前回と同じ あのアドバイスも…(今回は喋らなかったが)

因みに このバンドをやるのは好きである。
もちろん、自分のバンドも。

理由は1つ。
大事な友達と この歳になっても一緒に楽しめる遊びだからな。


明日は赤レンガに弁当持ってって ジャズフェスを盗み聴きする予定なので
晴れるといいな



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